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荘内日報社

節水呼び掛け

 酒田市の旧市市街地に水道水を供給している同市小牧の小牧浄水場で、最上川から取っている水の塩分濃度が高まったため、市は28日午前5時半から同浄水場の取水と浄水を停止した。県企業局からの供給量を増やしてもらうとともに、市街地では供給水の水圧を同日午後3時から10%、翌29日午後3時からは20%それぞれ減圧する措置を行い、高台などでは水が出にくくなった。浄水は30日午前2時半に再開したが、同日正午現在、まだ必要量に達していないため市では当面、20%減圧を継続し、市民に節水を呼び掛けている。

 市上下水道部工務課によると、塩分濃度が高まったのは、最上川流域の降雨が少なく河川水位が低下し、河口から海水がさかのぼる「塩水遡上(そじょう)」が起きたことが主な要因。小牧浄水場は河口から約8・7キロ上流の右岸に位置している。大潮(26―29日)との関係も指摘されている。

 同浄水場で塩分濃度の目安としている導電率(電気の通りやすさ)は通常、150マイクロジーメンスパーセンチ前後だが、27日夕方から急激に上がり、最高で9240にまで達した。この値が1000を超えると、水道法で定める水道水の水質基準の塩化物濃度(1リットル当たり200ミリグラム)を超える恐れがあるため、取水・浄水を停止した。

 市街地の水道水は通常、小牧浄水場と、同市山元の県企業局の庄内北部広域水道田沢川ダムから供給される水を半分程度混ぜ1日4万トン程度を供給。市は今回、小牧浄水場の取水を停止し、県企業局に供給量を増やすよう要請。28日午後3時ごろから、それまでは1日2万6000トンの供給量を最大で同3万1000トンに増やしてもらった。

 減圧の影響を受けるのは旧市市街地の約3万3000世帯、約7万9900人。市は29日の20%減圧に伴い、防災行政無線でその旨と節水を呼び掛けている。高台などで水が出にくくなり、給水車を出動させた。その後、部分的に水圧を上げ、苦情件数は減った。

 29日夜から導電率の値は700―600程度に下がったため、同日午後9時から取水、30日午前2時半に浄水を再開した。しかし、浄水設備をいったん止めたため、洗浄などに時間がかかり、フル稼働にはしばらく時間がかかるという。

 市上下水道部工務課では「塩分濃度の低下の理由は定かでないが、内陸の降雨のおかげかも。浄水は再開したが、供給が必要量に戻るにはしばらく時間がかかり、水質は今後も潮位や河川水量で変化する恐れがある。最上川の渇水が改善しない場合は再び取水・浄水を停止する可能性もあるので、当面、20%減圧と節水の呼び掛けは継続する」としている。

最上川の渇水のため、取水・浄水が一時停止された酒田市の小牧浄水場の取水塔。下では県企業局が上流(左)からの取水に向け大型ホースを設置する作業を進めている=30日午前

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