苫工生徒5人が自転車再生 市観光協会に寄贈 レンタサイクルに
苫小牧工業高校電子機械科の3年生5人は13日までに、捨てられる自転車を再生させ、市観光協会に寄贈した。溶接技術や自転車整備の知識を持つ仲間でよみがえらせた4台で、同協会はレンタサイクルに利用する。遠藤和盛事務局長は「とてもきれいで驚いた」と感謝している。

フレームの研磨や変速機の調節をする生徒たち
再生プロジェクトは同科の課題研究の一環で行われた。メンバーはリーダーの小丸佑貴さん(18)、堀井依里斗さん(同)、佐々木祐人さん(同)、長谷川宝来さん(同)、城畑有玖さん(17)。提案したのは長谷川さんで、通学の際に駅前で多くの放置自転車を目にし、「持ち主が現れないとごみになるだけ。もう一度復活させたら自転車も喜ぶと思った」という。
5月ごろからプロジェクトに着手。まず放置自転車の活用を考えたが、所有者がいる以上、勝手に集めることはできなかった。諦めずに地域の自転車店などに協力を呼び掛け、顧客から引き取った廃棄予定の自転車など約10台が調達できた。
どれも乗れる状態ではなかったが、不足している部品を自作し、持てる知識をフル活用して修理に臨んだ。さびを落として塗装を施し、最終的に4台が完成。新品のように生まれ変わった。
同協会のレンタサイクルは10台から14台に増え、1日1000円で利用できる。遠藤事務局長は「夏は利用者が多く不足することもある。ありがたく使わせていただく」と話した。冬季は休業し、利用は30日まで。
5人はさらに、余ったフレームや部品を使って高齢者が使えるリハビリ器具などを設計中という。小丸さんは「形ある物はいつか壊れるが、手入れをすれば長く使えることを証明できた。自転車に限らず、物を大切に使ってほしい」と語った。
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