
伊能忠敬の測量方法を体験しながら学んだツアー
下諏訪町観光振興局は3日、1809(文化6)年に下諏訪宿の本陣岩波家に宿泊したとされる江戸時代の地理学者・伊能忠敬(1745~1818年)に着目し、当時の測量方法を体験するツアーを開いた。同町のまちあるきイベント「ぶらりしもすわ三角八丁」に合わせて、地域の魅力を再発見してもらおうと初めて企画した。参加者は旧中山道を歩いて距離と方角を測り、地図作りに取り組んだ。
一行は最初に本陣岩波家を訪問。28代当主の岩波尚宏さんが同家に伝わる木製の関札などを見せながら、大名家などが宿泊した公的な宿舎であった本陣の役割などを紹介した。幕府の命を受けて全国を測量していた伊能の第七次測量隊が1809年9月(旧暦)に4泊5日滞在した際の献立表の実物も披露された。
その後、観光施設「しもすわ今昔館おいでや」前から、コンパスや分度器など現代のもので代用した手作り測量器具を用いて、伊能が使った測量法「導線法」を用いて2点間の距離と方角を計測した。
参加した高校2年生の豐島健士郎さん(16)=同町=は地理が好きといい、「伊能忠敬の測量技術に興味があった。現代の道具を代用して当時の測量を実践できるのはすごい」と刺激を受けていた。
測量の解説を担った笹川寛司さん(41)は「現代のようにレーザー測量もなく、道も舗装されていなかった当時、あれだけ正確な地図を作成した伊能忠敬のすごさをツアーを通して体感してもらえたら」と話した。
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