市の課題解決へ政策発表 「日本一学生が活躍するまちプロジェクト」半年の集大成【宇部】

篠﨑市長らを前に解決策を提案する学生(市役所で)
今年度、宇部市が目玉事業として掲げた「日本一学生が活躍するまちづくり」プロジェクトの集大成として、学生による政策発表会が29日、市役所で行われた。篠﨑圭二市長、藤崎昌治副市長、市職員55人を前に、市が抱える課題について学生24人が8グループに分かれて検討してきた解決策を提案した。市は今後、取り組むべき政策を選び、提案者を政策アドバイザーとして任命する予定。
同プロジェクトには、公募に応じた県内の大学生、専門学校生43人が参加。7月までに6回のワークショップに参加するなどして市の課題を掘り下げ、解決に向けた施策を考えてきた。
今回は、ワークショップ最終回のプレ発表会で提案した施策について、各グループがさらに市の担当課へのリサーチ、学生へのアンケート調査などで練り上げたものを発表した。
学生が取り上げた課題は、市の情報発信方法、不登校児童・生徒の増加、教育などさまざま。山口大経済学部2年の山本敦也さんは、子どもたちへの金融教育の必要性をテーマに、中学生を対象とした日商簿記3級取得に向けた教室の開催を提案。自身が経済学部同窓会から支援を受けて山口市で開催している簿記講座を例に挙げ、国が推進する義務教育段階からの体系的な金融教育の実践を訴えた。
山本さんは「提案を練る中で、市職員の方といろいろな話ができたことは大きな経験になり、見えていなかったことも見えてきた。今、実践している簿記講座もこの経験を生かし、よりよいものにしていきたい」と話した。
篠﨑市長は「半年間にわたり、問題意識を持って市の課題解決に向け取り組んできた皆さんに感謝したい。この経験は皆さんの大きな糧となる。学んだことを今後に生かしてほしい」と述べ、発表者全員に感謝状を贈った。
聴講した市職員に対しては「採用するしないにかかわらず、きょう発表していただいた課題をしっかりと受け止め、暮らしやすいまちづくりに生かしていこう」と呼び掛けた。
関連記事
中高生ら街頭募金活動 歳末たすけあい 市内10団体参加
石垣市共同募金委員会(石垣安志会長)の2025年度歳末たすけあい運動の街頭募金が9日、サンエー石垣シティとメイクマン石垣店前で始まった。19日にかけて、平日の買い物客が増える夕方の時間帯に市内10団体...
防衛省が1億円余の補助金 市のシェルター整備 受け入れ人数500人想定
防衛省はこのほど、2025年度民生安定助成事業(一般助成)の事業計画を公表した。それによると、宮古島市で整備が進められている特定臨時避難施設(シェルター)について1億2800万円の補助金を新規に...
能代の花火 来年は7月18日に開催 三尺玉打ち上げ見送り
能代商工会議所の「港まつり能代の花火企画委員会」(委員長・佐藤肇治会頭)は9日、能代市元町の能代商工会館で開かれ、来年の第22回「能代の花火」の開催日を7月18日とすることを承認した。呼び物の一...
空き家流通促進へ新組織 茅野市の地域おこし協力隊・松尾さん 長野県
空き家の流通促進に向け、行政と民間をつなぐ新たな中間組織が誕生-長野県茅野市で活動する地域おこし協力隊の松尾妙子さんは先月、一般社団法人「住まいと居場所と交流の会」を設立した。メインとなる事...

