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宇部日報社

アルパカ・タックの膝の健康守ろう ときわ動物園が脱臼予防装具製作へクラファン【宇部】

装具を装着するタックと笑顔の井上さん(ときわ動物園で)

 宇部市のときわ動物園(多々良成紀園長)は、飼育しているアルパカの雄タック(12歳)の膝蓋(しつがい)骨脱臼予防装具の製作や、足の負担軽減を目的とした環境改善のための資金を募るクラウドファンディングを実施している。同園としては初めての試みで、期間は12月12日まで。

  タックは2023年から両足の膝蓋骨を脱臼するようになり、現在も予防装具を着けているが、再発を繰り返している。症状が重くなると脱臼が自力で戻らずに立つことが困難になり、最悪の場合は命を落とす危険もあるという。

 アルパカ用の脱臼予防装具は市販されておらず、義肢装具学専攻を持つ広島国際大の協力を得て、より良い装具の開発に取り組んでいる。タックは毎日、朝夕2回の散歩(曳き運動)で筋力アップと関節の安定化に努めており、装具は獣医師の鷹羽理乃さん(26)が装着させている。

 今回のクラウドファンディングは特注装具の製作費用に加え、寝室に敷くマットの設置といった飼育環境の改善に充てる。

 支援金の第1目標は140万円。クラウドファンディングサイト「READYFOR」の専用ページにアクセスするか、常盤公園のホームページからダウンロードできるチラシに記載された申込書を郵送(〒755-0003則貞3-4-1)またはファクス(21-5099)で提出し、現金を同園へ持参する形でも可能。振り込みの場合は山口銀行宇部支店の普通口座6181186、口座名義「宇部市常盤動物園協会」へ。

 支援には三つのコースで計19種類の返礼品が用意されている。3000円からの「お気持ちコース」ではお礼のメールとホームページへの氏名掲載。5000円からの「グッズコース」ではオリジナルポストカード2種セット、セレーノ四つ葉とのコラボブローチ、飼育スタッフ手作りのアルパカミニオブジェなどがもらえる。3万円以上の「体験コース」では、アルパカの飼育体験やバックヤードツアーに参加できる。

 支援金の使途は、装具製作と膝の負担軽減を目的とした環境改善(140万円)、放飼場の土替え(450万円)、微弱電流治療器の購入(950万円)、ポータブルエコーの購入(1800万円)。目標金額に届かなくても、支援金はタックをはじめとしたアルパカたちの飼育環境の改善に活用される。

 タックは、22年に同じ病気で死んだ妻ジェーンとの間に、長女ソニア(8歳)と次女アルバ(3歳)を持つ父親でもある。  担当飼育員の井上海玖さん(27)は「タックは穏やかな性格で娘たちと仲が良く、来園者からも愛される存在。皆さんの応援で少しでも長く健康で元気に過ごしてほしい」と願っている。

 問い合わせは市常盤動物園協会(電話21-3541、メールinfo@tokiwa-zoo.jp)へ。

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