スポーツフェスティバルでピックルボールを楽しむ参加者ら（よつ葉アリーナ十勝で）

　「スポーツの日」の１３日、２０２５帯広市スポーツフェスティバル（市健康スポーツ推進委員会主催）が市内各地で行われた。子どもから高齢者まで多くの人がスポーツに親しんだ。

　健康維持や生きがいづくりのきっかけとして、同日を中心に、バスケットボールやボッチャなど全２６の競技会や体験会を開催。今年は、ピックルボールと車いすバスケが新たに加わった。

　ピックルボール（テニスやバドミントン、卓球を組み合わせたような新興スポーツ）の体験会が開かれたよつ葉アリーナ十勝のメインアリーナでは、家族連れらの歓声が響いた。卓球に似たラケットを握った参加者は、大人の腰ほどの高さのネットを挟み、多数の穴が開いたプラスチック製の球を打ち合った。

　普段はバドミントンに取り組む男子生徒（帯八中３年）は、「球がバウンドするので難しかったが、バドのフットワークが生きた。またやりたい」と笑顔を見せていた。