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北羽新報社

能代高創立100周年祝う さらなる発展誓い 「至誠力行」受け継ぐ

100年の歴史を振り返りさらなる発展を誓った記念式典(能代高第1体育館で)

 能代高(平川研校長、生徒483人)の創立100周年記念式典は10日、能代市高塙の同校第1体育館で行われた。全校生徒や教職員、同窓会員ら約700人が出席。同校の1世紀にわたる歴史や伝統を思い返すとともに、さらなる発展を誓った。

 記念式典は、能代高創立100周年記念事業実行委員会(実行委員長・山本達行同窓会長)が主催。鈴木知事や安田浩幸県教育長、関係市町長、過去10年に同校で勤務した旧職員など約160人を招待し、生徒や教職員、保護者を加えて約700人が出席。また、同校二ツ井キャンパス(定時制)の生徒74人と教職員らはオンラインで中継映像を視聴した。
 式典では、国歌斉唱に続いて平川校長が「100年という歳月は、先人たちの崇高な志とたゆまぬ努力によって築かれた歴史。至誠こそが人を動かし、力行すれは万事は道を開くという精神こそ本校の根幹で、卒業生にとっても生涯の指針。校訓を胸に刻み、高い志を抱いて、真心と努力で未来を切り開いてほしい」と式辞を述べた。
 山本実行委員長のあいさつに続き、鈴木知事と県教育委員会の安田浩幸教育長が来賓代表として祝辞。
 このうち鈴木知事は「2万人を超える卒業生が教育、経済、行政、文化、スポーツの各分野で目覚ましく活躍してきた。教職員、保護者、地域の方々に感謝したい。(在校生は)充実した高校生活を送り、地域や社会に還元し、次の100年を担う存在になることを期待している」と述べた。
 前生徒会長の梶山銀雅君(3年)は「学校のともしびが絶えることなく続いてきた歴史の長さに誇りと責任を感じる。その長い歴史の上で学校生活を送っていると思うと、身が引き締まる思い。至誠力行の下、先輩方の足跡を胸に、新しい能代高、次の100年をみんなで築いていく」と誓った。
 同校は、県内5番目の旧制中学「県立能代中学校」として大正14年4月に創立。翌年、樽子山(同市追分町)に完成した校舎は昭和19年の火災で焼失したが、23年3月に新築。新学制に伴い能代南高となり、28年4月には現校名へと改称した。49年には同市高塙に校舎を移転した。令和3年4月には二ツ井高を能代高定時制課程(昼間部)とした。
 校訓は「至誠力行」で、校是に「文武両道」を掲げる。6年度末時点の卒業生は2万3628人。能代地区の進学校であり、また、部活動も運動部・文化部ともに活発。軟式野球部や体操部は全国大会を制覇、硬式野球部は夏の甲子園に4回出場するなど本県の高校スポーツ界をリードした。
 式典後は、記念行事としてOBで元プロ野球選手・監督の山田久志さんの講演会が開かれた。さらに、同窓会員や来賓らは同市柳町のプラザ都を会場にした祝賀会に出席、思い出と展望を語り合った。

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