「中尊寺蓮」咲く 美しい薄桃色の花

与那国島で開花した中尊寺蓮=7日、与那国(佐々木さん提供)
【与那国】岩手県平泉町の中尊寺の池に咲く「中尊寺蓮」がこのほど、与那国島でも開花した。同町出身で久部良で農業を営む佐々木正宏さん(71)がことし3月に帰省した際、寺の関係者から長さ約1・5㌢の種1個を譲り受け、島内の畑で丹精込めて育ててきたもの。
連日の炎天下で開花を心配していた佐々木さんは7日朝、見回りに行ったところ、直径約20㌢の薄桃色の花を咲かせていた。根はレンコン状に連なっており、茎の高さは1㍍余りに伸びている。高さ約60㌢直径50㌢の園芸用の鉢を地中に埋め込んで泥水を入れ、鉢を増やして株分けしている。
中尊寺蓮は古代ハスで、大賀ハスで知られる大賀一郎博士が1950年に藤原康泰衡(奥州藤原四代)の首桶(くびおけ)から種を発見。門下の長島時子が1993年に発芽に成功、98年には開花にも成功した。当時は「800年の時を経てよみがえった」と話題になり、中尊寺の池に植えられ、「中尊寺蓮」と名づけられた。
佐々木さんは5年前に与那国島に移住、島の友人らの指導で野菜づくりをしている。「ハスは本を見ながら」と言うほど園芸はまったくの素人。ネットで囲ってあるが、周囲には風を遮る高木がなく、「台風が心配」と話している。
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