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諏訪の味に酔う 「呑みあるき」に多くのファン 長野県諏訪市の酒造五蔵

国道20号沿いを歩行者天国にして行った「上諏訪街道まちあるき呑みあるき」。多くの参加者でにぎわった

 長野県諏訪市の酒造五蔵を巡って日本酒を味わうイベント「上諏訪街道まちあるき呑みあるき」が4日、諏訪五蔵前の国道20号沿いを歩行者天国にして行われた。3000枚のチケットは完売し、全国各地から日本酒ファンが訪れた。地元飲食店による屋台の出店もあり、酒のさかなを片手に「もう一杯」。五蔵の日本酒を飲み歩き、諏訪の味に酔いしれた。

 舞姫、麗人、本金、横笛、真澄の各蔵元が一斉に蔵開きをして飲み比べが楽しめるイベントで今回が41回目。沿線の商業者らでつくる「上諏訪街道21」が企画し、1998年春に始まった。交通面での課題やコロナ禍の影響で3年間休止した後、一帯を歩行者天国にして再開した。

 参加者はJR上諏訪駅前のアーク諏訪でヒノキ升を受け取り、まち歩きを楽しみながら会場へ。木やりを合図に催しがスタートすると、蔵の前に行列をつくった。秋の商品「ひやおろし」を中心に用意された各蔵5種類の日本酒を味わった。五蔵すべてを回った参加者からは「特徴があって飲み飽きない」などの声が聞かれた。

 昔の職場の仲間という9人組は常連で、「呑みあるきがあるから毎年集まれる」と上機嫌。日本酒が好きで、諏訪で働いていた3年間にもよく飲んだといい「都心で働く今では懐かしい諏訪の味」と話していた。仲間との再会の喜びもあり、谷尚俊さん(47)=千葉県=は「五蔵を3周しよう」と盛り上がっていた。

 「自慢の日本酒です」と声を掛けながら行列に対応していた酒ぬのや本金酒造の平塚雄一さん(43)は、「おいしさを知ってもらって諏訪が盛り上がるといいですね」と期待していた。

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