全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

若者の地元回帰へ東京で29日 「鶴岡ジョブカフェ」開催

 鶴岡市は、進学や就職で同市を離れた若者の地元回帰を促すため、Uターン就職を考えてもらうきっかけづくりにしようと、地元企業を紹介するイベント「鶴岡ジョブカフェ」を、29日(日)に東京都中央区にある移住・交流情報ガーデンで開催する。人口減少対策の一環で2年前から実施しているもので、地元から前回の2倍の15社が参加する。UIJターン就職や移住などの相談も受け付ける。

 市商工課によると同市では近年、高校を卒業する約1500人のうち、1000人前後が進学や就職で県外に移り住む。地元を離れた後、Uターンする地元回帰は少ないという。そこで市は地元回帰の促進などに向け、都内で気軽な雰囲気の中で就職相談に応じる「鶴岡ジョブカフェ」を企画。初開催の2016年、2回目の17年ともに社会人や学生約40人が来場した。

 同ガーデンはJR東京駅八重洲中央口近くにあり、「鶴岡ジョブカフェ」は午後0時半に開始。軽装で気軽な雰囲気の中で、就職相談などを進める。地元から15社が参加し、各社の担当者が自社の業務内容などを説明するほか、実際に鶴岡で働くことをイメージしてもらうため、自社で活躍しているUIJターン就職者や若手に関する情報を提供する。仕事に関する質問や見学の申し込みも可能。

 同市の移住コーディネーターも会場を訪れ、移住に関するさまざまな相談に乗るほか、鶴岡公共職業安定所による出張相談コーナーもある。

 学生、社会人を問わず無料で参加できる。市商工課は「首都圏の学生やUターン希望者から地元企業を知るきっかけ、地元で働くきっかけにしてもらいたい。入退場自由で気軽に参加できるので、地元の家族からも首都圏にいる人たちに参加を働き掛けてもらえれば」と話している。

 鶴岡ジョブカフェは29日午後0時半―同4時。問い合わせは同課=電0235(25)2111、内線565、563=へ。

 ▽参加企業=アサヒニイズマ、板垣鉄工所、オール・ケッチァーノ、庄交コーポレーション、荘内銀行、Spiber(スパイバー)、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、竹の露、タマツ、東北イートップ、東洋ワークセキュリティ、トガシ技研、羽黒学園羽黒高等学校、プレステージ・インターナショナル、マーレエンジンコンポーネンツジャパン

UIJターン就職へのきっかけにしてもらおうと、東京都内で開催される「鶴岡ジョブカフェ」=昨年7月30日

関連記事

夏の味覚パッションフルーツ 徳之島で収穫始まる 酸味と甘さのバランスが絶妙

 JAあまみ徳之島地区果樹部会(貞山博一部会長)は12日、鹿児島県天城町天城のほ場で2025年産パッションフルーツの収穫式を開いた。生産者らの他、JAあまみ徳之島事業本部や県、島内3町から約50...

豊橋技科大の半導体研究所「アイリス」新工場とオープンラボ開所

 豊橋技術科学大学は12日、次世代半導体・センサー科学研究所「IRES²(アイリス)」の新工場とオープンラボの開所式を開いた。半導体人材の育成や産学官金連携の拠点とする。  研究所は技科大敷地内...

11月9日開催を決定 第4回17ENDハーフマラソン 来月1日から申込受付 実行..

 第4回宮古島市17ENDハーフマラソンin伊良部島の11月9日開催が決定した。同実行委員会の総会が11日、市役所で開かれ、大会要項や予算案を原案通り承認。参加定員はA~Cの3コースで前回大会から各1...

北羽新報社

能代市内の小中学校で「天空のまんぷく給食」 障害者らが造ったみそ使用

 能代市内の小中学校で12日、同市鰄渕の能代地域生活支援センターの就労支援B型事業を利用する障害者らが造ったみそを取り入れた「天空の能代まんぷく給食」が提供された。児童生徒は給食を平らげ、ふるさ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク