長野伊那谷観光局の新企画「伊那谷　紅葉満喫ツアー」のチラシ

　一般社団法人長野伊那谷観光局（長野県伊那市）は、紅葉を切り口に伊那谷の魅力に触れる新企画「伊那谷　紅葉満喫ツアー」を11月５日に開く。国指定名勝・光前寺（駒ケ根市）の境内や駒ケ池（同）、１万本の紅葉が周囲を彩るもみじ湖（箕輪町）を巡る。リンゴ狩りなどの体験も織り込み、紅葉を軸に伊那谷を楽しむひとときを提供する。

　同観光局の「上伊那魅力再発見ツアー」の一環。もみじ湖を訪ねるツアーは以前もあったが、今回はより広いエリアの紅葉に焦点を当てて企画。ツアーには地元に詳しい現地ガイドが同行する。

　光前寺では境内の紅葉に加え、駒ケ池まで足を延ばして池に映る中央アルプスと紅葉を満喫。約２キロを80分かけてじっくり散策する。

　もみじ湖は「もみじのトンネル」をはじめ、赤や黄に染まる湖畔周辺の風景が人気の紅葉スポット。左右に広がる紅葉の様子を約１時間かけてじっくり堪能する。

　昼食は駒ケ根市で「信州米豚すきやき」を予定。伊那市のみはらしファームでリンゴ狩りもある。

　同観光局は「伊那谷の２大紅葉スポットをこの機会に楽しんでほしい。秋の味覚を通して上伊那の魅力を体感してほしい」としている。

　料金は１人１万２５００円（税込み、交通費や昼食代など含む）。募集人員は21人。当日は午前８時50分にＪＲ伊那市駅に集合。午後４時30分ごろに同駅に帰着予定。

　申し込みは同観光局のホームページなどから。問い合わせは同観光局（電話０２６５・９８・８４５１、平日午前８時30分～午後５時15分）へ。