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長野日報社

御嶽海関おめでとう 伊那養護でも祝福

記念写真や新聞を手に御嶽海関の初優勝を喜ぶ寄宿生

 優勝おめでとう―。大相撲名古屋場所で関脇の御嶽海関=上松町出身=が初優勝し、千秋楽から一夜明けた23日、県伊那養護学校(伊那市)にも喜びが広がった。同校の寄宿生たちは毎年、木曽青峰高校(木曽町)相撲部員と「相撲交流」をしており、御嶽海関も高校時代に同校を訪れた縁がある。寄宿生は「かっこよかった」と興奮冷めやらぬ様子。「次は大関だ」とさらなる活躍を期待した。

 相撲交流は13年前、当時の寄宿舎職員と旧木曽山林高の相撲部監督が友人だったことから始まり、今年も5月に開催した。マットタイプの土俵上で取組を繰り広げ、寄宿生は体の大きな部員にひるまずぶつかっている。

 御嶽海関=本名・大道久司=も相撲部の一員として、伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネルを抜けて”伊那養場所”に参加。寄宿舎にはその時に撮った記念写真がいまも大切に飾られている。

 相撲交流をきっかけに大相撲ファンの子たちも増え、数年前から寄宿舎のテレビ前に輪ができるように。星取表や番付を手作りして御嶽海関を応援する時期もあった。現在の寄宿生は小学部~高等部の37人。金曜日に自宅に戻るため、優勝を決めた14日目の一番や、千秋楽の表彰式はそれぞれで見た。

 「優勝を知った時はうれしかった。御嶽海関も『上にいきたい』と言っていたので大関、横綱と上がっていってほしい」と高等部1年の北原京治さん(15)。両親と一緒に優勝の瞬間を見た同1年の矢野靖識さん(15)は「ヨッシャーと叫んだ。長野県から優勝力士が出るなんて夢のようです。僕は会ったことがないので、学校にまた来てくれればうれしい」と話していた。

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