山口情報芸術センター開館15周年記念事業始まる
山口市の
テープカットする関係者(YCAMで)
山口情報芸術センター(YCAM)で21日、開館15周年記念事業のコロガル公園シリーズの最新作「コロガル公園コモンズ」と「メディアアートの輪廻(りんね)転生」が始まり、多くの親子連れでにぎわった。オープニングセレモニーでは、渡辺純忠市長が「グッドセンスというテーマを掲げ、15年の成果を振り返っている。これまでのYCAMの活動を知り、さらに親しみを持ってもらえればうれしい」とあいさつ。市議会の坂井芳浩議長による祝辞の後、テープカットが行われた。
シリーズ6作目となる「コロガル公園コモンズ」は、1作目の「コロガル公園」の仕組みや構造をベースにしている。約17メートル四方のスタジオに、子どもたちが走り回ったり、登ったりできる波形など変化に富んだブロックを設置。振動に反応するムービングライトやディスプレーなど、細部にも遊び心があふれている。
メディアアートの展示会「メディアアートの輪廻転生」は、YCAMとつながりのある国内外のアーティスト10人が、自作の電子バッジや電話のアプリ、かつて展示に使用した電話機などを出品。メディア作品に訪れる「作品の死」の定義について問いを投げ掛け、未来への継承について思いを巡らす内容となっている。いずれも10月28日までで、時間は午前10時~午後6時。火曜日は休み。入場無料。記念事業としてはこの他、ブラジルを拠点に活躍するダンスカンパニー「グルーポ・ヂ・フーア」の公演なども予定している。
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