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北羽新報社

夜空彩り1万5千発/能代の花火

光の大輪が夏の夜空を華々しく彩った能代の花火(能代港下浜ふ頭で)

 第16回港まつり能代の花火は21日、能代港下浜ふ頭を観覧会場に開かれ、1万5千発の花火が夏の夜空を華々しく彩った。約1時間30分にわたる25の演目では、3尺玉が直径600㍍の光の大輪を咲かせたほか、速射連発花火(スターマイン)が色とりどりの光を放ち、市内外から訪れた大勢の観覧者を魅了した。
  能代の花火実行委員会(委員長=広幡信悦・能代商工会議所会頭)の主催。全国に先駆けて大規模な打ち上げ花火を楽しめることから、能代の夏を代表するイベントとして定着し、親しまれている。
 この日の能代市は午後1時39分に30・9度を記録する真夏日。絶好の「花火日和」となり、開場の午後3時に合わせ、観覧者が次々と会場を訪れた。花火は午後7時30分から打ち上げられ、華々しく夜空を彩った。
 能代の花火の代名詞ともなった3尺玉は、尺玉と2尺玉との「3段打ち」で打ち上げられ、迫力ある轟音(ごうおん)と鮮やかな大輪で圧倒的な存在感を見せた。
 フィナーレの仕掛け幅1千㍍のスターマインは、約5分間にわたり絶え間なく大小、色とりどりの花火が能代の夏の夜空を焦がした。
 会場の屋台飲食エリアでは、混雑の緩和や安全性を確保する観点から、今回初めての試みとして立ち見の料金(中学生以上1千円)を設定した。
 友人と一緒に訪れた能代東中2年の藤田梨聖さん(13)は「迫力がすごくてとてもきれい。屋台を回るのも楽しみ。能代の伝統なのでこれからも続いてほしい」と話していた。
 能代の花火は、第2次能代大火の復興記念行事として開催された昭和33年にさかのぼる。大曲と本荘、横手を含む県内4地区で開かれていた競技会の一つとして昭和54年の第22回まで続いたが、輸入木材の増加により打ち上げ会場の確保が難しくなり中断。平成15年に地域活性化を目的として再開され、今回で通算40回を数えた。

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