縄跳びで世界大会へ 田辺高校生

世界ロープスキッピング選手権大会に出場する中井慧君(左)と山本奨偉君、全日本選手権2位の中島野乃世さん
和歌山県田辺市にある田辺高校3年生の山本奨偉君(17)と中井慧君(17)が縄跳びの3重跳びで「2018世界ロープスキッピング選手権大会」に出場する。2人は「自己ベストを更新し、上位を目指したい」と意気込んでいる。大会は23日から中国・上海で開催される。
山本君は昨年12月の全日本選手権3重跳び男子14~18歳の部で238回を跳び1位、中井君は164回で3位だった。 世界大会でのメダル獲得には300~400回が必要という。山本君は「300回超えで、メダルを狙いたい」、中井君は「200回を超えたい」と話している。 ともに小学1年生から縄跳びを始めた。中学校で知り合い、ライバルとして記録を競い合ってきた。中学3年生の時に、全日本選手権の存在を知り、そろって出場。山本君は2位で翌年の世界大会に出場した。 高校でも山本君は柔道部、中井君は硬式テニス部で活動しながら、縄跳びを継続。2年に1回の世界大会出場を目指して、練習を重ねてきた。掛け持ちは大変だが、足腰が鍛えられ、部活にも好影響があったという。 2人は「縄1本でいろんな技に挑戦できるのが魅力。1人でも団体でもできる。他の種目でも世界を目指したい」と話している。 2人と練習する田辺高校3年生の中島野乃世さん(17)は全日本選手権の3重跳び女子14~18歳で87回跳び、2位。世界大会出場権を得たが、就職試験を控えているため、辞退した。「2人とも本当にすごい。世界大会でベストを出してくれたらうれしい」とエールを送った。
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