コンブ解禁 朝日に輝く 広尾・黄金道路海岸

海中からコンブを引き上げる漁業者
広尾町特産のコンブの漁が17日早朝、国道336号(黄金道路)沿いの海岸で始まった。朝日に輝くコンブを引き上げ、満載した船で浜はにぎわった。
解禁日は15日だったが、悪天候や高波で2日間出漁を延期した。この日は午前5時ごろから多くの小型船が海岸沿いで操業。漁業者はさおの先にL字状の金具が付いた鉤棹(かぎざお)で海中のコンブをすくい上げ、まとめて船の上に持ち上げた。
陸揚げされたコンブは長いもので長さ7、8メートルはあり、家族らが総出で砂利の敷き詰められた干し場に並べ、天日で乾燥させた。
おととしなど数週間漁に出られなかった年もあり、今年も直前まで悪天候続きだったため、早期の出漁に安堵(あんど)する漁業者も。操業した漁業者は「長さはある」「場所によっては実入りもいい」などと話していた。漁は10月ごろまで続く。
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