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一夜限りの花、水面に落ち、幻想的な雰囲気 観賞ツアーが最盛期 幸福の訪れ 西表島や石垣島 サガリバナが見ごろ 

淡いピンク色のサガリバナ

 【西表】夜に咲いて朝に散る一夜限りの花「サガリバナ」が、西表島や石垣島で見ごろを迎えている。花は、淡いピンクや白など色鮮やか。花火のように咲き、水辺に甘い香りを漂わせている。

 花言葉は「幸福が訪れる」。幸福を招き入れようと島内では期間限定の観賞ツアーも最盛期。14日明け方西表島後良(しいら)川では、上流に群生するサガリバナの観賞ツアーが行われた。

 約3㌔先のポイントを目指しカヌーを漕(こ)ぐ。夜空には天の川や流れ星など無数の星。水面に映るほど輝きを放っていた。

 上流に到着すると、独特の香りが立ち込め、陸側をライトで照らすと、かれんに咲き誇る花々。ツアー客らは、写真に収め、幻想的な光景を楽しんだ。

 東京から息子とツアーに参加した土蔵ゆうらさん(64)は「ものすごい星空とサガリバナの組み合わせがすごかった。ライトで照らした方がサガリバナの色鮮やかさが際立った」とうれしそう。

 ツアーガイドの前大敏夫さん(56)によると、西表島での見ごろは6月下旬から7月下旬の1カ月間。満月と新月に合わせて多く開花するという。

 サガリバナは東南アジア一帯の熱帯・亜熱帯に分布し、日本では南西諸島のマングローブや川沿いの湿地帯に自生する。樹高は約15㍍で、垂れ下がるように花を咲かせる。

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