阿知須のブランドカボチャくりまさる出荷始まる
山口市阿知須の特産カボチャ「阿知須くりまさる」の出荷が、13日から始まった。初出荷式はJA山口宇部阿知須支店野菜集出荷場であり、搬入された16トンを検品して箱詰めした後、トラックで宇部、防府、徳山の各市場などに送り出した。栗にも勝る糖度と、ほくほくとした食感で人気のカボチャ。阿知須地域では1995年から生産しており、独自の基準を設けている。2015年12月には「やまぐちブランド」に登録された。
今シーズンは、55人の生産者が約6ヘクタールの畑で栽培。JA山口宇部阿知須カボチャ生産組合の松﨑繁秋組合長によると、春先の低温で成育が心配されたが、その後は好天に恵まれて順調に育ち、大きさは例年以上。「大玉傾向で、味や栄養も十分乗っている。プリンや冷たいスープなどにして、素材の甘さを味わってほしい」と話した。約65トンの出荷を見込んでいる。14日は、サンパークあじす内のJA新鮮館で試食販売会を実施し、生産者が対面販売した。
出来を確認する松﨑組合長(中央)と生産者(JA山口宇部阿知須支店野菜集出荷場で)
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