旬の甘いメロンに大喜び
鶴岡市内の小・中学校で12日、同市特産のメロンが給食で提供され、旬を迎えた甘いメロンに子どもたちが舌鼓を打った。
市内の小中学校に給食を供給する市学校給食センターが、子どもたちに地元特産のおいしいメロンを味わってもらいながら地産地消推進や地場産食材の利用拡大を図ろうと毎年実施している。
この日は同センター東棟の管轄となる朝暘三、朝暘四、朝暘六、黄金、京田、上郷、豊浦、湯野浜、西郷の9小学校と鶴岡二、鶴岡四、鶴岡五、豊浦の4中学校を対象に同市西郷地区で栽培された赤肉系の「鶴姫レッド」計500玉、約4000人分が提供された。藤島ふれあい食センターも同日行われたほか、18日までに他の給食センターでも提供する。
このうち湯野浜小学校(宮島昭子校長、児童124人)では、JA鶴岡園芸部園芸特産課営農指導主任の黒坂新也さんが、5年生の教室で児童たちに「今日のメロンは西郷で育てられた。西郷では約130ヘクタールでメロンを作っていて、250万個のメロンが出荷される。選果場には直売所もあるのでぜひ足を運んで」とあいさつした。
8分の1カットにされた鶴姫レッドを頬張った子どもたちは「甘い」「おいしい」と歓声を上げて味わっていた。今野咲君(10)は「食べ応えがあって、さっぱりした甘さでおいしかった」、渋谷海聖君(10)は「世界一おいしい」とそれぞれ笑顔で話していた。
メロンにかぶりつき、甘さににっこりする湯野浜小の児童たち
関連記事
ヤーヤー 冷水浴び願う 庄内町千河原「やや祭り」
庄内町千河原地区に伝わる伝統行事「やや祭り」が12日、同地区の八幡神社で行われた。上半身裸の子どもたちが肩口から冷水を浴び、無病息災や身体堅固を願った。 やや祭りは、安産の神様を祭る同神社の歳...
ガイドは高校生アイドル 星槎帯広と初コラボ 芽室・明治なるほどファクトリ..
「明治工場見学withアイドル部」が11日、芽室町内の明治なるほどファクトリー十勝(東芽室北1線)で開かれた。星槎国際高校帯広学習センターのアイドル部のメンバー6人が工場見学ツアーに同行し、来場...
新城で連続歴史講座開始 長篠・設楽原の戦いから450年
新城市主催の「長篠・設楽原連続歴史講座」が12日、市設楽原歴史資料館で始まった。1575年の「長篠・設楽原の戦い」から450年を迎えるのに合わせた企画。 初回のこの日は、名古屋市秀吉清正記念館...
八峰町の「輝サーモン」、4季目の養殖事業始まる 水揚げは5月予定
八峰町の若手漁業者らでつくる「八水」(菊地陽一社長)は12日、同町の岩館漁港でトラウトサーモン「輝(かがやき)サーモン」の未成魚約1500匹を港湾内のいけすに流し入れ、4季目の養殖事業を開始...