
一夜限りのサガリバナ=3日、平久保サガリバナ植樹の森(大塚勝久さん提供)
平久保川上流付近の「平久保サガリバナ植樹の森」(西表石垣国立公園第3種特別地域)で開花が始まった。サガリバナは夕暮れ時から咲き始め、明けの明星とともに散り落ちる一夜限りの花。甘い香りを漂わせ、夏の夜を彩っている。
平久保サガリバナ保存会(米盛三千弘会長)の創設メンバーで写真家の大塚勝久さん(83)によると、例年だと7月初めに一斉開花を迎えるが、ことしは若干遅れ気味で「五分咲きくらい。今週末くらいには満開になるのではないか」と話している。大塚さんは3日午前1時から午前6時ごろにかけて「星空とサガリバナ」の撮影を試みた。「森の中で月がこうこうと照る中、色鮮やかに咲き、独特の香りを漂わせるサガリバナは幻想的」と話した。
同森では、2011年7月発足の保存会が記念植樹や清掃活動を継続。05年発見時の約300本から1000本余りの群落に拡大している。
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