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白毛和牛ブランド化へ 品種固定着手 足寄・北十勝ファーム

 肉牛生産を手掛ける足寄町の北十勝ファームは、和牛の原種「竹の谷蔓牛(たけのたにつるうし)」と白毛で赤身の多い「シャロレー牛」を掛け合わせ、新種「白毛和牛」の生産を試みている。現在はブランド化に向け品種固定に着手しており、上田金穂代表(65)は「見た目の白さだけではなく、肉質も良い牛にしたい」と意気込む。

白毛和牛の生産を始めた上田代表(右)と従業員たち

 同社は足寄町と釧路市音別町の2カ所に計約300ヘクタールの牧場地を持ち、主に短角牛約600頭を飼育している。

 2020年、取引のある酪農コンサルティング会社から、シャロレー牛と黒毛和牛の交雑牛で、白に薄く黒みがかった体毛の、通称「シャー黒」を導入。2年半肥育して肉にすると「赤身でありながら細かなサシも入っていて、実際に食べたレストランのシェフたちから評判が良かった」と上田代表は話す。

 これが白毛和牛の生産にチャレンジするきっかけとなった。シャー黒の肉質が良好だったこともあり、上田代表は「本当に真っ白な毛が生えた、今までにない白毛和牛を一から生産してみよう」と考えついた。

和牛原種と掛け合わせ
 その上でせっかく挑戦するなら、品種改良を重ねられた現代の和牛ではなく、その原種である竹の谷蔓牛とシャロレー牛を掛け合わせたいとのアイデアが浮かんだ。

 そうして、竹の谷蔓牛を育てる岡山県新見市の農家に協力を直談判。「急によそ者が来たので初めは警戒されていたけれど、やりとりを続けていくうちに信頼を得た」という。支援を受け、竹の谷蔓牛とシャロレー牛の受精卵の作成に成功し、昨年4月、毛並みの白い白毛和牛5頭が誕生した。

 生まれたのは雄4頭と雌1頭。1年経過した今は、そのうちの雌に竹の谷蔓牛の精子で人工授精し、DNA検査を用いながら品種固定に着手している。上田代表は「最短でも10年程度かかるかな」と推測する。

 「ブランド化が成功できれば、きっとみんなの財産として残る」。そんな家族と従業員への愛情を根底として、上田代表は白毛和牛の生産に全力を費やし続ける。

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