400歳野球大会開会式 能代山本42チーム参戦 28日プレーボール

熱い選手宣誓を行ったゴールドベアーズの鈴木監督(能代市柳町のプラザ都で)
第83回400歳野球大会(北羽新報社主催)の開会式は21日、能代市柳町のプラザ都で行われた。参加42チームの監督、主将らが出席し、28日に開幕する大会での健闘を誓い合った。組み合わせ抽選も行われ、初戦のカードが決定。今年も栄光の老獅子旗を懸け、約1カ月間にわたる「実年の球宴」が始まる。
今大会には、前回より1チーム多い42チームが参加を申し込み、登録選手数は830人を超える。
北羽新報社の山木泰正社長は「強豪、古豪、常連チームがそろい、どのようなプレーを見せてくれるか楽しみ。明るく、楽しく、けがや熱中症に注意し、はつらつとしたプレーで地域に明るさや元気を呼び込んでほしい」とあいさつした。
来賓を代表し斉藤市長が祝辞を寄せ、「42チームが参加して大会が開けるのは、野球が盛んな地域だからこそ。能代には高校バスケで全国制覇58回を誇る能代工(現能代科学技術)の伝統があり、『バスケの街』であると同時に、『野球の街』であることも間違いない。83回を重ねた大会の重みを感じながら、胸を張ってプレーしてほしい」と、選手を激励した。
昨年の大会を制した河戸川クラブによる優勝旗の返還、決勝で惜しくも敗れた二ツ井BCの準優勝杯返還に続き、参加申し込みの抽選で〝大役〟を引き当てたゴールドベアーズの鈴木洋一監督(64)が選手宣誓。「支えに感謝し、勝利に向けてがりっと攻め、がりっと守る。熱中症やけがに細心の注意を払い、楽しくプレーし、北羽新報を通して能代山本の皆さんに元気を届けることを誓う。仲間とおいしいお酒で、夜の街にも元気を届けたい」と力を込めた。
河戸川クラブの大塚誠監督(62)の発声で乾杯して懇親会に移り、組み合わせ抽選を実施。初戦のカードが決まるたびにどよめきや歓声、ため息などの反応があり、これから始まる熱戦に向けた各チームのさまざまな思いが交錯した。
大会は、28日に同市の赤沼球場と八峰町の峰浜野球場で開幕する。土・日曜日に試合を重ね、順調に進めば、7月26日に赤沼球場で決勝戦が行われる予定。
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