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宇部日報社

大殿小で大内塗の箸作り体験【山口】

 大殿小(右田俊博校長)で20日、4年生89人が大内塗の箸作りを体験した。箸にオリジナルの模様を施しながら、地元の伝統工芸の魅力に触れた。

 古里の良さを再発見する目標を掲げて、総合的な学習の時間に取り組んだ。大内塗漆器振興協同組合から5人が来校して体験をサポート。同組合の中村理恵事務局長(48)が講師を務めた。

 山口市で受け継がれてきた大内塗は、光沢が美しく丈夫で、人形や盆など多様な製品に用いられていると学んだ。製作体験では、箸の持ち代部分に筆で漆を塗り、金箔(きんぱく)のかけらを貼ったり、スズの粉を振り掛けたりして自分だけの模様を作った。漆が手に付いてかぶれないように、楽しみながらも慎重に作業した。

 小林海斗君は「丁寧に漆を塗って、スズの粉をいっぱい振り掛けて豪華にした。自分が毎日使いたい」と出来に満足していた。

 箸は3週間ほど乾燥させた後、それぞれが持ち帰る。中村事務局長は「乾燥して出来上がった箸はピカピカしてきれいで、白米に映え、ご飯がよりおいしく食べられる。手洗いして大事に使って。大内塗という工芸品があることを広く知ってほしい」と呼び掛けた。

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