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外来植物を根から除去 霧ケ峰の踊場湿原で作業

踊場湿原で特定外来生物オオハンゴンソウを根から掘り取る霧ケ峰自然保護指導員

 諏訪市教育委員会は10日、同市郊外の国天然記念物「霧ケ峰湿原植物群落」の一つ踊場湿原で、特定外来生物オオハンゴンソウと侵略的外来植物オオアワダチソウ(共にキク科)の除去作業をした。繁殖防止へ昨年までは茎を刈り取っていたが、「あまり減っていない」(市教委文化財係)として、今回から根の部分から掘り取る方法に切り替えた。2020年度まで3カ年かけて掘り取り方式で除去し、効果を検証する。

 外来植物に詳しい信州大学農学部の大窪久美子教授(緑地生態学)によると、同湿原でのオオハンゴンソウなどの繁茂は十数年前から確認されている。市教委は09年度から茎の刈り取りを開始。ただ、オオハンゴンソウなどは根の部分の「根茎」から新たな芽が出るため、抜本的な対策にはなっていなかった。

 この日は霧ケ峰自然保護指導員に委嘱されている大学生や市教委職員ら6人が、シャベルを使って背丈40センチ程度のオオハンゴンソウなどを根から除去し、土を埋め戻した。国天然記念物内でもあり、文化庁の許可を得て実施している。

 開花から結実期に当たる8月にも2回、除去作業を行う。湿原内の草地に2種各6カ所ずつ調査枠を設定。その内側に1メートル四方の調査区を設けてモニタリングする。

 オオハンゴンソウなどの繁茂は周辺の草地部分のみで湿原内には侵入していないという。湿原はミズゴケ類などの植物が分解せずに堆積する「高層湿原」と呼ばれる貴重な植物群落になっており、大窪教授は「二度とつくり出せない自然が残っている。湿原内に外来植物が入らないよう、瀬戸際で食い止めたい」と話した。

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