多品目多品種 フルーツの里くしびきPR サクランボ最盛期 10種食べ比べ 親子連れら楽しむ FOODEVERで催し
こんなに種類があるとは―。鶴岡市櫛引地域で栽培されているサクランボの食べ比べを楽しむイベントが15日、同市のマリカ東館1階FOODEVERで開かれた。親子連れら約30人が主力の「佐藤錦」「紅秀峰」や大玉の「やまがた紅王」など10品種を味わった。

食べ比べに提供された10種類のサクランボ
多品目多品種の果物栽培が特徴の櫛引地域を市内外にPRしようと、櫛引地域産業振興プロジェクト推進協議会が企画し、2年前から行っている。
昨年度まで同協議会のフルーツの里推進員を務めた馬場合・鶴岡食文化創造都市推進協議会事業推進員が、櫛引地域では7月まで計20品種のサクランボが生産されることを紹介し、「今年は4月の開花期の低温で、受粉のためのミツバチの活動が鈍く、例年より結実は少ないようだ」と説明。食べ比べの後は、佐藤錦をたくさん使ったタルトのデコレーションも体験し、サクランボタルトでティータイムを楽しんだ。
酒田市から参加した富樫里奈さん(33)、亮君(8)親子は「形や色、甘さ、食感もそれぞれ違うおいしさで、こんなに種類があるとは知らなかった」と驚いた様子で話し、「もっといろんなサクランボも食べてみたい」と笑顔を見せていた。

櫛引産サクランボの食べ比べを楽しむ参加者
「やまがたフルーツ150周年」とタイアップした櫛引産果物の食べ比べは8月モモ、9月ブドウ、10月はリンゴと庄内柿、11月和・洋ナシを予定している。
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