須恵小で元レノファ山瀬さんが体力向上教室【山陽小野田】
須恵小(間惠満貴校長)で10日、体力向上を目指す教室が開かれた。講師はレノファ山口FCを最後に昨季限りで現役を引退した元日本代表の山瀬功治さん(43)。5年生78人が新体力テストで記録を伸ばせるように、反復横跳びと50㍍走のアドバイスを受けた。
レノファと明治安田生命が連携して取り組んでいる県の「プロスポーツチームとの連携による体力向上推進事業」の一環。山瀬さんは、レノファと地域を結ぶクラブ・コミュニティ・コネクターとして来校した。
20秒間の反復横跳びでは60回という記録を出して子どもたちを驚かせた。「忍者をイメージし、なるべく体の中心を動かさずに、足だけを移動させるように意識してみて」とアドバイス。それを聞いて練習した子どもたちの多くが記録を伸ばした。
50㍍走では、前傾の低い姿勢で走りだし、地面を強く蹴りながら腕を勢いよく振って加速するよう伝えた。
質問タイムでは、子ども時代や選手時代の思い出、サッカーがうまくなるこつなどを尋ねられ「運動も勉強も負けず嫌いの子どもだった。サポーターが喜んでくれるプレーができた時がうれしかった。悔しい思い出は数え切れないが、悔しさをばねに、もっとうまくなろうと切り替えてきた。足だけじゃなく、体全体を使ってプレーすると、今よりきっとうまくなる」と話し「よく食べ、よく寝ることに加えて運動をすれば、より元気になれる。夢をかなえるために丈夫な体をつくってほしい」と呼び掛けた。
代表児童と山瀬さんがボールをパスし合う時間もあった。村上健(たける)君は「次のサッカーの試合は、山瀬さんのアドバイスを信じて挑む。パスとドリブルの苦手を克服したい」と感想を語った。
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