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息合わせ真剣レース 全日本マスターズレガッタ 諏訪湖で16年ぶり 長野県下諏訪町

本格的な競技となる「エイト」のレースもあった全日本マスターズレガッタ=下諏訪ローイングパーク

 第16回マスターズレガッタ(日本ローイング協会主催、長野県ローイング協会主管)が7、8の両日、下諏訪町の漕艇場「下諏訪ローイングパーク」で開かれている。諏訪湖での開催は2009年の第2回大会以来16年ぶり。全国各地から94クルー、1123人が出場。このうち県内からは8クルー、47人が参加。天候に恵まれ、遠くに富士山も望む中、選手たちは再会を喜び合うとともに真剣なレースを繰り広げた。

 競技は両日とも午前7時にスタート。1000メートルと500メートルがあり、種目は男子、女子、男女混成の計16種目。27~89歳以上の13カテゴリーで腕前を競った。

 発艇前には諏訪湖畔から「頑張れー」の声援。湖上の選手たちは笑顔で応えていた。発艇すると、息を合わせてオールをこぎ、徐々にスピードを上げていた。

 一橋大学漕艇部OBでつくる「四神会」からは、舵手を含め9人乗りの「エイト」に5艇が参戦。平均87歳の最高齢チームはカテゴリーでは単独出場だったが無事に完漕。チーム最高齢の小路英明さん(89)=千葉県=は第2回大会にも出場したとし、「諏訪湖に帰ってきたという思い。波がなくコンディションがよかった」と満足げ。「90歳までできるスポーツはあまりない。8人全員で息をそろえることが一番大事」と競技の魅力を語った。

 県ローイング協会の木下芳樹理事長(61)=諏訪市=は「かつてインターハイやインカレ、全日本などで活躍した先輩方が多く出場する大会で、生涯スポーツを楽しむ姿を見て勉強させてもらう機会でもある。全国の皆さんが諏訪湖に集い、思い出と記憶に残る大会になれば」と願った。

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