お山王はんお鉾様宮入り 鶴岡・山王日枝神社春の例大祭 38年間境内清掃奉仕佐藤さんへ感謝状
「お山王はん」と親しまれている鶴岡市山王町の山王日枝神社(武田紘宮司)で18日、春の例大祭が行われ、古式にのっとった儀式や「お鉾(ほこ)様」の宮入りが執り行われた。

例大祭を締めくくる「お鉾様」の行列=町方のくねり
同神社の例大祭は、戦国武将の最上義光が社殿を造営した1611(慶長16)年、義光自らが当宿(とうやど)を務めて始まったとされる。氏子のうち旧町で七日町、下肴町、八間町、荒町の5地区を「町方」、旧村で大宝寺、文下、茅原、本田、荒井京田、覚岸寺の6地区を「郷(ごう)方」として、それぞれが回り番で当宿を担っている。今年の当宿は、町方を吉野隆一さん(71)=荒町、郷方を佐藤武さん(71)=文下=が務めた。
本祭の18日は午後1時半から町方と郷方の双方が一緒になって杯事を行う「入合(いりあい)式」、神の依(よ)り代の梵天の「お鉾様」を宮入りさせる前の杯事「宮ノ上の直会」を行った。引き続き町方、郷方の順で、お鉾様を納めた木箱を背負った人を中心に境内をくねり、本殿にお鉾様を運び入れ、例大祭を締めくくった。
また午前10時から本殿で行われた例祭の祈とうに先立ち、先月まで38年間にわたって同神社境内の清掃奉仕に尽くした佐藤徳子(のりこ)さん(81)=同市家中新町、佐徳常務取締役=に、神前で武田宮司から功労をたたえる感謝状が贈られた。
佐藤さんは毎月1日と15日の早朝、境内の掃き掃除を続けたほか、環境整備にも尽力。感謝状を手に「80歳までは続けたいと思っていたので、先月17日の81歳の誕生日で終えることにした。境内には大ケヤキもあって、落葉の時季は大変。社員にも手伝ってもらいながら続けることができた」と話した。

本殿の神前で感謝状を受けた佐藤さん(中央)
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