波照間製糖株式会社の金武清也常務取締役事業所長はこのほど、波照間小中学校（阿利正則校長、児童38人　生徒14人）と、小規模多機能型居宅事業所すむづれの家（浦仲浩一理事長）に、今期製造された黒糖（粒・粉）を贈呈した。

　このうち、波照間小中学校での贈呈式は体育館で行われ、金武所長は、白糖と黒糖の違いを説明した後「波照間のミネラルをたっぷり含んだ黒糖を食べて、勉強、スポーツに頑張ってほしい」と述べた。

　児童代表の桃盛杏さん（6年）は「おいしい黒糖を贈っていただき、ありがとうございました。黒糖は、おやつや給食でも食べていて、大好きです。農家や工場の皆さんが、暑い中でも一生懸命作ってくださっていることを思いながら、大切にいただきたい」と感謝を込めてお礼をした。

　学校訪問終了後、小規模多機能型居宅事業所すむづれの家を訪れ、サロンやデイサービスの利用者たちに贈呈した。（波照間通信員）

波照間小中学校に波照間製糖が黒糖を贈呈＝同校体育館（提供）

波照間製糖の金武所長（中）がすむづれの家に黒糖を贈った（提供）