中学生女子バレークラブ発足 部活動の地域移行で

楠本拓也さん(左)の話を聞く「熊野ラビサンバレーボールクラブ」の選手
和歌山県の田辺・西牟婁を拠点にする中学生女子バレーボールクラブが発足した。昨年度まで中学校のバレーボール部で顧問を務めていた小学校教諭の楠本拓也さん(28)=田辺市中万呂=が、部活動の地域移行の動きに絡み「生徒の選択肢を広げたい」と考えた。
クラブ名は「熊野RAVISSANT(ラビサン)バレーボールクラブ」。「ラビサン」はフランス語で「すてきな」という意味。
現在は中学1年生の9人が所属。週に3~5日、活動している。練習は午後7時から約2時間で、小中学校の体育館を使っている。9人中、3人は初心者。4月にあった田辺・西牟婁中学校体育連盟主催の大会にも出場した。今後も中体連の大会に出る。
主将の鈴木杏さん(上富田中)は「小学生の時に同じチームだった友達とまた一緒にやりたくて入部した。皆で楽しくプレーして、試合で勝っていけたらいい」と展望を話す。
楠本さんは「違う学校の生徒が一緒にプレーできる環境をつくりたい」と約1年前にクラブチームづくりを考え始めた。同学年の友人で田辺市消防本部職員の丸山慶悟さん(28)=田辺市秋津町=がコーチを務めてくれることになり、自身を含めた指導体制ができると、選手の募集を開始。本年度からの始動を見据え、小学生チームの試合や練習の会場を毎週のように訪れ、チラシを配ったという。楠本さんと丸山さんはボランティアとして活動する。
楠本さん自身は高校生の時にバレーボールを始めた。大学卒業後に英語科の教師となり、赴任した田辺市や白浜町の中学校でバレーボール部の顧問を務めた。試合での勝利を目指すが、いわゆる詰め込むような指導ではなく「自分で考え、決断して行動できる」選手を育てたいとの思いで取り組んでいるという。
チームの情報は、インスタグラムのアカウント(kumano_ravissant_vc)で発信している。見学や体験の申し込み、質問もインスタグラムで受け付けている。会費は月額3千円。
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