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白老港で今夏も「海の家」 キックオフミーティング 

 白老町の一般社団法人シラオイ・プロジェクツ(通称シップス、山岸奈津子代表)は9、10両日、白老港内の海岸エリアで今夏に開催する体験型イベント「シラオイ・ビーチと海の家2025」に向け、地元事業者向けキックオフミーティングを町内2会場で開いた。山岸代表(44)が事業の概要や展望を語り、協賛、出店参加、運営協力などを広く呼び掛けた。

自身が構想する事業について説明し、理解と協力を呼び掛ける山岸さん

 同イベントは昨年8月に初開催した。普段は立ち入りが制限されている港湾部の砂浜に浜遊びや飲食ができるブースを設け、ワークショップを実施。5日間で約750人が来場した。

 キックオフミーティングには2日間で、17歳から80代まで約25人が参加。山岸代表が、今夏は7月21日~8月10日に日本財団「海と日本プロジェクト」、はまなす財団の助成を受け、規模を大幅拡大して開くことを説明した。実施するのは、海の家の設置、SUP(スタンドアップパドルボード)体験、アーティストの公開制作、誰もが出演できるステージでの音楽やダンスの発表など。漁港ガイドや漁船ツアーも予定し、「多様な人と文化が交わる海とまちの交差点を目指す」と語った。

 イベントの目的には「地域住民が日常的に海と触れ合える場づくり」など三つを掲げ、水産庁が漁村の魅力と所得の向上を目指して進めている「海業(うみぎょう)」と連動させ、観光と漁業が共存する「フィッシャーマンズワーフ」のような空間にする構想を伝えた。

 実行委員会を組織して開催する体制の構築、白老港を地域経済と文化の拠点に育てる考えも表明し、「再び海に人が集い、経済や文化が生まれる場所に育てていけたら」と意気込んだ。

 事業予算は900万円前後。6月上旬以降、協賛や出店者、ボランティア、ステージ出演者を募集する。問い合わせは山岸さん 携帯電話090(6995)8835、メールアドレス(natsuko.next@gmail.com)。

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