夏休み前に有害図書の陳列などチェック

陳列状況を確認する職員ら
夏休みを前に、有害図書の陳列状況などを立ち入り調査する「こども環境クリーンアップ活動」が、4日から山口県内一斉に始まった。宇部市内では市教育委員会教育支援課の4人と宇部警察署生活安全課の2人が、書店、コンビニ、カラオケボックス、インターネットカフェなど24カ所を巡回。県青少年健全育成条例の規定に沿っているか目を光らせ、協力を求めていく。6日まで。
条例では有害図書類を青少年(18歳未満)に販売・貸し付けしてはならず、陳列時には仕切り・ついたてや包装が求められる。カラオケボックスなどの個室は、午後11時~翌朝5時の夜間、保護者同伴無しでの立ち入りを禁止。いずれも違反すれば罰金が科せられる。最初に訪れた書店では、該当する雑誌・ビデオの陳列状態や閲覧禁止の表示をチェックして、指導した。不備があった店舗は9月と12月に再調査し、改善されていなければ県が指導する。宇部署によれば、近年はコンビニやドラッグストアでの万引きが増加。開放的な気分になりがちな夏休みは「盗撮被害に遭わないように」と注意を促す。
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