「樹海温泉ほべつ」「穂別まちなか交流拠点施設」プレオープン
むかわ町は26日、2018年9月の胆振東部地震からの創造的復興を目的に穂別地区で進めていた復興拠点施設等整備事業Ⅰのプレオープニングセレモニーを行った。温浴施設「樹海温泉ほべつ」を地震で被害を受けた旧穂別地球体験館の跡地に、地震後に鵡川高校の生徒が生活に利用したモバイルハウス10棟を合わせた「穂別まちなか交流拠点施設」を温浴施設に近いまちの中心エリアに開設。町民ら約150人が、同地区のにぎわい創出に向けた施設の完成を祝った。

施設の引き渡しが行われた穂別まちなか交流拠点施設
樹海温泉ほべつは、鉄筋コンクリート造り平屋建て。延べ床面積553・68平方㍍。総事業費3億6822万円。温浴施設と食堂「ふるさとレストラン白亜」で構成し、月曜定休(祝日の場合は翌日)。
温浴施設の営業時間は午後1~9時(最終受付時間は同8時30分)。入浴料は大人(中学生以上)520円、小学生300円、幼児無料。温泉の泉質は、塩化物冷鉱泉(カルシウム・ナトリウム)。レストランの営業時間は昼が午前11時~午後2時、夜が午後5~9時(ラストオーダー午後8時)。町産豚肉などを食材にした約30種類のメニューを用意した。恐竜にちなんでワニ肉を使用した「ティラノレック」(3000円)や「アンモナイトバーガー」(800円)などユニークな料理がある。
セレモニーで竹中喜之町長は「各施設をまちなか再生の導線としてつなぎ合わせ、にぎわいを穂別に取り戻したい」とあいさつ。指定管理者のまちまかない株式会社スクラムの鎌田政博代表は「皆さんに寄り添い、感謝の心を忘れず、末長く運営をしていく」と意欲を表した。
セレモニー終了後に開館し、大勢の町民が建物内を見学した。町穂別の無職小野寺富子さん(84)は「楽しみにしていた。毎日通って温泉に入りたい」と笑顔を見せた。
まちなか交流拠点施設は、木造平屋建て。延べ床面積285・12平方㍍。総事業費1億110万円。多目的スペースや厨房スペースなどを設置する。子育て世代の情報交換や子どもの遊び場としての活用を想定しており、利用時間は平日午前9時~午後5時。午後5~10時と土日祝日は、事前予約すると利用できる。利用は原則無料だが、イベントなどで占有する場合は有料。
町は、樹海温泉ほべつの隣で26年春に予定する新たな博物館の完成を、同事業Ⅰで整備する施設のグランドオープンと位置付けている。
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