設けられたラックを除幕した穂積市長(右から2人目)ら＝新城市富永の長篠設楽原ＰＡで

　新城市内で事業展開をする女性や若者たちに販路拡大の場をと、同市は24日、富永地内の新東名高速道路長篠設楽原パーキングエリア(PA)下り線施設内にチャレンジスペースを設けた。地元のスギ材を使ったラックを置き、希望する人たちの商品販売をしていく。現在出店者を募集している。 　同市は、新東名が16年2月に開通して同PAが開所したのに伴って行われた研修会で参加者から地元産品を売り出す場所などが欲しいとの声を受けて検討。17年度に同PA下り線施設を運営するKRフードサービスと、商品陳列棚となるラックの製造をする木材加工関連会社の杉生、大森木材の3社とそれぞれ連携協定を結んだ。 　下り線の店舗が入る施設出入り口に高さ160センチ、横120センチ、幅35センチの3段ラックを設けられ、24日に穂積亮次市長と協定を結んだ3社の代表者で除幕した。 　穂積市長は「地元の志ある人たちがチャレンジする場ができた。若者や女性たちが活躍できるのを期待します」とあいさつした。 　同市は現在出店者を募集している。対象は女性、若者、事業者としている。問い合わせは新城市商工政策課(0536・23・7634)へ。