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長野日報社

中央道・諏訪湖スマートIC 7月27日開通 長野県

諏訪湖スマートICの開通日時を発表する首長と所長=24日、岡谷市役所

 長野県岡谷市と諏訪市にまたがる中央道・諏訪湖スマートインターチェンジ(IC)が7月27日午後3時に開通する。連携して事業を進めている両市と県、中日本高速道路の4者が24日、岡谷市役所で記者発表した。追加の地盤対策工事で当初の予定から約1年4カ月遅れたが、利便性の向上や観光面を主とした地域振興へ期待がかかる諏訪湖直結のスマートICの供用が、夏の観光最盛期に開始される。

 岡谷ICと諏訪ICのほぼ中間に位置する諏訪湖サービスエリア(SA)上下線への接続型。2021年5月に着工し、SAへの接続部分を中日本高速道路、諏訪湖畔の県道岡谷茅野線からのアクセス道路(新設県道)を県諏訪建設事務所、アプローチ道路を両市が整備している。

 岡谷市側に下り専用、諏訪市側に上り専用のETCゲートを設ける。1日当たりの交通量は上下線合わせて3600台を想定。誤進入後に後退して戻ったり、立ち往生したりするのを防ぐ「環道型退出路」も導入する。総事業費は「現在も整備中」として、この日は公表しなかった。

 当面は岡谷市湊の県道岡谷茅野線からが唯一のアクセス道路となり、交差点には信号機や右折レーン、道路標識などを新設。スマートICの開通と同時に信号機の供用を始める。ゆくゆくはアクセス道路を諏訪市有賀の県道諏訪辰野線までつなげる計画だ。

 観光振興や産業振興、救命率の向上、災害時の緊急物資輸送といった効果が期待されている。2024年3月の完成を目指していたが、諏訪市と県の施工箇所の一部に想定外のもろい地質があることが分かり、開通時期を延期していた。

 記者発表で、岡谷市の早出一真市長と諏訪市の金子ゆかり市長はともに、地元区や地権者、施工業者らの協力に改めて感謝し、早出市長は「地域の発展に大きく寄与できるスマートIC。諏訪6市町村の広域連携で観光振興などを図りたい」。金子市長は「力が結集して開通のめどが立った。湖畔や観光地へのアクセスが向上する」とし、諏訪湖サイクリングロードも最大限活用して地域振興を目指していく考えを示した。

 当日は開通式を行う。諏訪湖祭湖上花火大会があり、混雑が予想される8月15日の運用については「協議中」としている。

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