今年もレノファ×エヴァ シンジとアスカの限定色ユニホーム【宇部】

コラボウエアを着て意気込みを述べる成岡選手(左から2人目)ら(市役所で)
宇部市とサッカーJ2レノファ山口FCは23日、市が11月20日から第5弾をスタートさせる「まちじゅうエヴァンゲリオン」とレノファのコラボレーションによる限定ユニホームを発表した。昨年に続く取り組みで、市ホームタウンデーとなる7月12日のリーグ第23節、徳島ヴォルティス戦を皮切りに、10月5日までのホームゲーム5試合で着用する。
今回のコラボウエアは、市出身の庵野秀明監督が手掛けた「エヴァンゲリオン」シリーズでパイロットがエヴァに搭乗する際に着る「プラグスーツ」をイメージしたデザイン。フィールドプレーヤーは主人公・碇シンジの青、ゴールキーパーはヒロインの一人、式波・アスカ・ラングレーの赤を基調としたカラーリングが特徴となっている。
前面のVデザインはまちじゅうエヴァのシンボルであるロンギヌスの槍(やり)をイメージし、背面の下部には宇部市の街並みとロンギヌスの槍のシルエットをあしらい、地域とのつながりを示したデザインに仕上げた。
昨年のコラボ企画で制作したユニホームは8月に実施したホームゲーム3試合で着用し、2勝1敗と勝ち越して、観客数も2試合で1万人超え。レノファによると、限定販売されたユニホームは2500枚の受注と大きな効果と反響があったという。
市役所で会見した篠﨑圭二市長は「今年も素晴らしいユニホームができた。着用したフィールドプレーヤーには相手の守備を切り裂く攻撃を、GKにはATフィールドのような強固な守備を見せてもらい、チームとして上位進出を期待したい」と述べた。
市ご当地所属選手のGKニック・マルスマン選手(34)とMF成岡輝瑠選手(22)は限定ユニホームを着用して登場。成岡選手は「想像していなかったデザインと色味だったけど、早くこのウエアを着て試合をしたい」、マルスマン選手は「炎のようでエナジーを感じるデザインが気に入っている。着用試合はクリーンシート(無失点試合)で勝ちたい」と意気込みを語った。
限定ユニホームは、5月6~25日の予定で限定販売する。販売場所はホームゲーム会場、オンラインショップ、アンテナショップで、価格は1万8000円~2万3000円(税込み)。
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