「さがだ 運命(うんめぇ)の出会い」願い込め 酒田光陵高生と地元企業コラボ商品 さつまいも塩どらやき
酒田市の酒田光陵高校(藤田雅彦校長)ビジネス流通科3年生の生徒有志が、菓子製造業のたんばや製菓(同市飛鳥、佐々木利明社長)と共に取り組んだコラボレーション商品「さつまいも塩どらやき」が完成し18日、同市の商業施設「いろは蔵パーク」内のキッチンスタジオ「iGot(イゴット)」で、生徒たちによる発売イベントが行われた。

たんばや製菓と酒田光陵高のコラボレーション商品「さつまいも塩どらやき」
授業の一環で「新しい酒田の銘菓となるお土産」をテーマに、生徒たちは昨年9月から同社と共に商品開発に取り掛かり、市交流観光課やサツマイモ生産などを手掛ける「サンサンファーム」(同市宮野浦、阿部一幸代表)などの協力で試作を繰り返し、直前まで商品改良やパッケージデザインに取り組んだ。たんばや製菓が高校生と共に商品開発・発売を行ったのは初めて。
「さがだ 運命(うんめぇ)の出会い」をコンセプトにした新商品は、宮野浦産サツマイモをベースとした優しい甘さの餡と製塩会社「さかたの塩」(同市宮海、大川義雄社長)の塩が練り込まれた生地が合わさった「甘じょっぱさ」が特徴。クルーズ船乗客など外国人にも手に取ってもらえるよう地元産食材での製造などにこだわったという。
18日は3年生15人が発売イベントに参加。同校が定期的に取り組んでいる販売活動「Maraマルシェ」に属する「欅蔵(くら)っ子」チームとして、イゴット内を喫茶店のような雰囲気に演出。買い物客への声掛け、商品説明、試食とともに飲み物の配膳など手分けして行い、商品の魅力をPRした。
買い物ついでに立ち寄ったという市内在住の齋藤浩子さん(61)、本間絵里さん(62)は「生地がふっくらしていて厚みがあり、サツマイモ餡と合う。後味に塩味も感じ重たくなく食べやすい。コーヒーや紅茶のお茶菓子としても相性が良い」と感想を話した。
商品を手掛けた佐藤悠翔(ゆうと)さん(17)は「パッケージデザインやコンセプトなどを考えるのが大変だったが楽しかった。どらやきが完成した時、初めて売れた時は達成感やうれしさで他の生徒たちと喜び合った。この活動を後輩たちに引き継いでもらえたら」と。生徒たちの様子を見守っていたたんばや製菓の佐々木社長は「固定観念にとらわれない高校生の視点や意見が会社にとっても勉強になった。地元高校生たちの手でどらやきが地元住民に愛される、酒田を代表するお土産になってくれたら」と話した。
どらやきは市内のスーパーなどで販売されるほか、生徒たちがクルーズ船寄港時や地元イベントなどで販売活動を行うという。

多くの市民がどらやきを試食=いろは蔵パーク
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