ジュンサイ速摘みの腕前競う

約80人が参加し、ジュンサイ摘み取りの技を競った世界大会
ジュンサイの速摘みの腕を競う「第5回世界じゅんさい摘み採り選手権大会」は1日、三種町と能代市の境にある体験沼で開かれた。青空がのぞく絶好の天気の中、外国出身者を含む全国各地の老若男女約80人が参加。自然豊かな環境で、摘み取りの技術とスピードを楽しく競い合い、同町の特産品に関心を深めた。
大会は、同町森岳じゅんさいの里活性化協議会(会長・田川町長)が、生産量日本一を誇る同町のジュンサイの魅力や摘み取り体験の楽しさをアピールし、消費拡大につなげようと、7月1日の「じゅんさいの日」に合わせて開いている。
今回は石川勇吉さん(同町鹿渡)の体験沼(同町外岡と能代市浅内の境)を会場にし、ソロの部に25人、ペアの部に27組(オープン参加含む)が参加。地元・能代山本をはじめ千葉や神奈川、北海道、東京、宮城など全国各地の“ジュンサイファン”のほか、世界大会とあって国際教養大の留学生など米国、スウェーデン出身者らもエントリー。1回目から毎年欠かさず参加しているリピーターもいた。
開会式では、田川町長が「参加申し込みは受け付け開始から4時間で定員に達し、大盛況だった。ジュンサイは今が旬。皆さん頑張ってください」とあいさつ。また、体験沼の関係者が摘み取り方のこつを伝授した。
競技は、1時間の制限時間でどれだけ摘み取れるかを競うシンプルなルール。参加者はジュンサイが豊富にありそうなポイントを探って位置に就き、開始の合図を受けて摘み取りを開始した。
最初は「取れた」、「あったよ」と歓声が上がったが、時間が経つと自然と静かになり、豊かな環境の中で黙々と摘み取りを体験。つるつるの触感に苦戦する姿も見られたが、最後まで楽しく摘み取った。
計量で順位を決めて表彰した。ソロの部はジュンサイの手作り小物を制作・販売するほど好きな中村渉さん(37)=北海道=が2㌔余りを摘み取って2連覇。爪を伸ばし、さらにアクリル樹脂を足すなど気合の入った準備をして臨み、「爪の角度が茎の太さに合わず反省が残ったが、2連覇はうれしい。来年は3連覇を目指す」と意欲を見せた。
また、初めて摘み取りを体験したスウェーデン出身のマチルダ・フーバリー・アンナさん(24)=国際教養大2年=は、競技後に舟から落ちるアクシデントにも笑顔を見せ、「ぬるぬるの触感が気持ち良かった。舟から落ちてジュンサイを無くしちゃったけど、みんなフレンドリーで楽しかった」と声を弾ませた。
競技後は八竜農村環境改善センターに移動し、ジュンサイのかき揚げ丼に舌鼓を打ったほか、流しジュンサイも行い、ジュンサイ尽くしの一日を最後まで楽しく過ごした。
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