白神山地への思いつづる 能代市役所にこども作文コンクールの作品展示

白神山地について書いた小中学生の作文を展示
能代市役所の市民ギャラリーで18日、世界自然遺産に関する「こども作文コンクール」に応募した市内小中学生の作文14点の展示が始まった。それぞれの視点で白神山地について書き、来庁者を感心させている。
コンクールは、能代市も会員となっている世界自然遺産5地域会議が、大阪・関西万博参加プログラムとして初めて開催。テーマは「世界自然遺産と私たち」で、各遺産エリア在住の小中学生を対象に募集し、同市では小学生5人、中学生9人が応募した。
展示は市が企画し、全応募作品を市民ギャラリーに並べた。自然観察でその豊かさに感動したというエピソードや、自然を守る大切さなどに触れ、「白神山地がある秋田で生きることを誇りに思う」「手付かずのブナの森をしっかり守り抜こう」などとつづっている。
市観光振興課は「14作品すべてでテイストが違うが、全体的に『保全』が大切だとする意識が感じられる。子どもの視点で白神山地について書いた作品をぜひ読んでもらいたい」と話した。
展示は5月2日まで。平日のみで、時間は午前8時30分~午後5時15分。
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