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中央アルプス開山式 観光シーズン幕開け祝う 長野県

雪の山々を背景にアルプホルンを奏でる人たち

中央アルプスの山岳観光シーズン幕開けを祝い、長野県の駒ケ根観光協会主催の開山式が18日、白銀に覆われた中ア千畳敷(標高約2600メートル)であった。関係者133人が参列し神事などを行い、登山者の安全を祈るとともに観光客の入り込みに期待を掛けた。アルプホルンの演奏もあり、切り立つ峰々を前に美しい音色が響きわたった。

千畳敷は午前8時半の気温が7度で、積雪は3.15メートル。上空は薄い雲に覆われたが宝剣岳などがくっきりと見渡せた。参列者は千畳敷の駒ケ岳神社前で遭難者に黙とうをささげ、安全を祈願。観光協会長の伊藤祐三市長は「氷河期からの贈り物である千畳敷カールとライチョウは中アの宝。ぜひ多くの人に訪れてほしい」と期待を込めた。

地元のアルプホルン駒ケ根のメンバー8人が雄大な景色の中で演奏。一帯に響いた牧歌的な音色に観光客も酔いしれた。埼玉県と熊本県から訪れた友人でともに65歳の女性2人は「ホルンの音色にカールに雪もあって本当にすてき」と満喫していた。

駒ケ岳ロープウェイを運行する中央アルプス観光(駒ケ根市)によると、昨年度の利用者は一時運休の影響で前年より1万人ほど少ない17万人超。一方、インバウンド需要が高まり、アジア圏を中心に観光客が増える。宝剣山荘支配人の千島浩聡さん(51)は「運休や遭難もなく平穏な1年になれば」と願った。

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