龍神へ移住を オンラインセミナー

地元で生まれ育った住民をゲストに開くオンラインセミナーのチラシ
和歌山県田辺市龍神村への移住促進に取り組んでいる連携組織「龍神村移住促進プロジェクト」が今月から、オンラインセミナー「和歌山県 龍神村 移住の案内帖(ちょう)」を開く。全3回のうち1回目が30日に開催され、先輩移住者や地元住民がゲストとなり、地元の魅力を発信したり参加者の質問に答えたりする。
プロジェクトは龍神村で地元の若手らが地域づくりに取り組む「龍の里づくり委員会」と、きのくに信用金庫(本店・和歌山市)、和歌山大学(和歌山市)で構成している。
昨年度から地域活性化と移住促進の取り組みに着手し、昨秋には地元で撮影した映像をまとめたプロモーションビデオを製作、東京で昨年暮れにあったイベントで紹介した。
30日のオンラインセミナーのゲストは、東京から龍神村小又川へ移住し、宿泊施設運営に取り組む正木吉紀さんと、地元で生まれ育った林業家で木材活用に取り組む大江英樹さん。それぞれの経験や視点から龍神村をアピールする。
オンラインセミナーのほか、本年度は都市部で実際に人が集まって開くセミナーなども計画している。
プロジェクトの窓口を務めるきのくに信用金庫地域支援部は「現地ツアーも考えている。龍神村の移住者だけでなく、関係人口の増加につなげられれば」と話している。
オンラインセミナーの第1回は30日午後7時半~8時半。参加無料。参加申し込みは、開催時刻1時間前までに、移住情報を発信する県地域振興課が運営するホームページ「わかやまLIFE」の申し込みフォームから申し込めばよい。当日リアルタイムでの参加が難しい場合も申し込みをしておくと、終了後にアーカイブ動画を視聴できる。
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