整備が進むフラワーガーデン（きらら博記念公園で）

　県が山口市阿知須のきらら博記念公園に整備中のフラワーガーデンは、２５日にオープンする。約２・５㌶の敷地に１１品目、１８万株の県産の花苗を植え、中国地方では最大級の規模となる。入場無料。

　場所は多目的ドームの北側。植えるのはマリーゴールド、ナデシコ、バーベナ、ペチュニア、キンギョソウなど。県が育成したオリジナルユリのプチロゼ、プチブランなどの「プチシリーズ」も含まれる。定期的な植え替えも予定している。

　敷地内には、花を眺めながら仕事ができるよう、休憩所を改修したリモートワークスペースも同時に利用を開始する。周辺には、来月下旬に子どもたちが一緒に遊べる大型複合遊具もオープンする予定。

　県内外から幅広い世代が集い、豊かさや住みよさを実感してもらうことなどを目的として、県が進める同公園の交流拠点化の一環で、昨年１０月に現地の工事に着手。造成や植栽などの総事業費は３億９０００万円に上る。