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水しぶき上げ「神輿流し」 地域の繁栄豊漁願う 鶴岡市鼠ケ関 勇壮に春祭り

 鶴岡市鼠ケ関の弁天島に鎮座する厳島神社の例祭行事「神輿(みこし)流し」が15日、地区を流れる鼠ケ関川で行われた。冷たい川に入った男衆が神輿に水を掛け合い、地区の繁栄と豊漁を祈願した。

 「神輿流し」は約250年以上続く伝統行事。鼠ケ関川の河口で漁師の網に掛かった「弁天像」を手厚く神社に祭ったところ豊漁になったことに由来する。

 この日は白装束姿の「精進徒(しょうじんと)」と呼ばれる男衆が神輿を担いで厳島神社を出発。笛や太鼓の音を響かせながら地区内を練り歩いた後、午後2時過ぎに鼠ケ関川に到着。大勢の見物客が見守る中で祭りのクライマックスを迎えた。

 男衆は摩耶山系から注ぐ冷たい雪解け水もお構いなし。川の真ん中に入り「そいやーそいやー」と神輿に水を掛け合った。水しぶきが上がると見物客は「寒そー」と声を上げながら「祭りに懸ける心意気が伝わってきた。災害のない平穏な年であってほしい」と願っていた。

冷たい川に入った男衆が神輿に水を掛け合った

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