「恋しくて平久保ハートベンチ」に座って記念撮影する家族ら（八重山青年会議所提供）

　石垣島の観光名所・平久保崎灯台に3月9日から「恋しくて平久保ハートベンチ」が設置されており、観光客の撮影スポットとなっている。八重山青年会議所（ＪＣ）が八重山ビジターズビューロー（ＹＶＢ）と石垣市観光文化課の協力を得て行っている「イシガキベンチ！プロジェクト」の一環。

　昨年は市街地に4台を設置しており、今回で5台目。新たに北部地域の自然環境と持続可能な観光の共生をテーマにフィールドミュージアム発信事業として、既設の「恋する灯台モニュメント」をリニューアルし、新たな観光名所としてＰＲする。

　ベンチは、ビーチクリーン活動で集められた海洋プラスチックを再利用して作られたもので、サステナブルな観光促進のシンボルにと期待されている。

　ベンチは、恋する平久保灯台にちなんでハート形。白い平久保灯台と青い海をバックに写真撮影ができるようになっており、設置直後から多くの観光客に人気を集めている。

　神戸から平久保灯台を訪れた家族は「平久保灯台の景色を楽しみに来たら、ハート形のベンチがあり、家族で座ってよい旅の思い出写真が撮れた」と喜んでいた。