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長野日報社

街なみ環境、整備方針策定へ 諏訪大社上社本宮周辺地域 長野県諏訪市

上社本宮周辺街なみ環境整備事業の今後のスケジュールを確認した連絡協議会=神宮寺公民館

 長野県諏訪市は新年度、諏訪大社上社本宮周辺地域の街なみ環境整備事業で、地元・中洲神宮寺の協議会と連携しながら整備方針を策定する。門前町としてふさわしい風情ある道路や景観づくり、防災対策にもつながる電線類地中化、人と人が触れ合う空間形成を想定し、住宅・宅地の景観誘導も検討する方針。先進地視察やワークショップを経て2025年度中に整備方針、26年度中に事業計画をまとめ、御柱祭が行われる28年度までに事業着手したい考えだ。

 市は25年度当初予算に、整備方針策定の業務委託費を計上している。約70人が出席した28日夜の「神宮寺街なみ環境整備事業連絡協議会」(五味寛雄会長)で今後のスケジュールを示し、建設部に新設する「まちづくり整備課」が主体となって事業を進めると報告した。

 整備方針策定に向けては受託業者決定後、歴史文化を生かした小諸市の街なみ環境整備を視察する。暮らしと歴史文化の視点から方向性や課題などを整理。北参道・東参道を主とする道路や周辺施設の整備、集落景観の保全や景観誘導に関して意見を出し合うワークショップを行い、整備方針に反映させる。

 協議会で五味会長は「住民の声により、協働で景観づくりや集落景観の保全などを行う事業。意見を出し合い、意見をまとめる組織となる。中長期的な事業になり、女性の方を含め委員をさらに増やしていきたい」と強調。「諸先輩方が築いてきたこの地域をもっと良くしたい。チャンスがいま来ている。神宮寺の未来を一緒に考えたい」と協力を呼び掛けた。

 本宮周辺地区は、市の計画で景観重点整備地区に位置付けられるほか、市立地適正化計画に基づく都市機能誘導区域になっている。本宮では重要文化財保存修理事業の3期工事が進行中で、来賓として出席した大社関係者も周辺地域の街なみ環境整備に期待を寄せた。

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