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紀伊民報社

地元ライフセーバーを育成

講師の吹田光弘さん(左)から指導を受ける受講者たち=白浜町の白良浜で

 白浜町の町役場と白良浜で23~28日、日本ライフセービング協会(JLA)のライフセーバー育成講習会があった。近畿有数の海水浴場・白良浜での安全面の人員確保に向け、地元でも育てようと町が企画した取り組み。受講者は7月に白良浜へ配置される予定。

 白良浜には毎年、町が委託したJLAがライフセーバーを派遣するが、その期間は7月中旬の3連休から。今年は海開きが7月1日となったため、約2週間生じる「隙間」や、その後にライフセーバーが不足する平日に人員をいかに確保するかが課題になっていた。また来年以降、より早い海開きにつなげたいとの狙いもあるという。  県の条例は、海水浴場には「水難救助のために必要な知識と能力を持つ者を置くこと」と定めている。  6日間の育成講習会には、町や白浜観光協会の職員、警備会社の社員ら10~40代の11人が参加。町役場での学科では、波が起きるメカニズムや気象の読み方を学び、実技では溺れている人を助ける方法や心肺蘇生法を繰り返し実践した。「立ち泳ぎが5分以上できること」などが受講の条件で、泳力も問われた。ライフセーバーになって30年余りというJLAの吹田光弘さん(54)が指導役になり、朝から夕方までみっちりと教え込んだ。  28日の午後には実技検定があり、受講者は互いに励まし合いながらボードを使った救助などに取り組んだ。その後、一人一人に修了証が手渡された。  受講した町観光課の眞鍋謙二郎さん(23)は「とても疲れたが達成感があるし、皆で声を掛け合って取り組めてよかった。配置されるからにはしっかりやって、安全を守りたい」と感想を話した。

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