祈り通じた 歓喜の夜 日本決勝Tに沸く 帯広

サッカーファンで埋め尽くされ、熱気が充満する帯広市内のパブ「ゴールウェイ」
28日夜に行われたサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本-ポーランド戦は0-1で日本が惜敗したが、同時刻のコロンビア-セネガル戦の結果により日本の予選リーグ通過が決まった。帯広市内の飲食店では決勝トーナメント進出に歓喜の声が上がった。
市内のアイリッシュパブ「ゴールウェイ」(西2南10、大屋竜人店長)にはファンら約240人が集まった。午後11時のキックオフと同時に拍手が起こり、満員の店内はサッカーファンの熱気にあふれた。
0-0で前半を折り返すと、後半14分にポーランドが先制。会場は大きなため息に包まれ、その後は祈るように画面を見つめるファンの姿も。試合終了後は、コロンビア-セネガル戦が終わるまでの数分間、全員が固唾をのんでその瞬間を待ち、予選リーグの通過が決まると大きな歓声と「日本コール」が沸き起こった。
仕事終わりに友人同士で会場を訪れた、ともに市内の齊麻里花さん(26)は「試合には負けたが、結果的に決勝トーナメントに進むことができてうれしい」、留目翔子さん(26)は「これからはさらに強い国との試合になる。厳しい戦いが予想されるが、頑張ってほしい。また応援する」と話していた。
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