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インドネシアに「納豆」輸出 スシローで提供 JA清水

インドネシアのスシローで販売されている納豆ずし(JA十勝清水町提供)

 JA十勝清水町(今野典幸組合長)は、大手飲食チェーン「スシロー」のインドネシア店舗に納豆の輸出を始めた。清水町産の「十勝クリーン大豆」が原料で、13日から同国店舗で販売。十勝産大豆を使用した納豆がインドネシアで人気を集めている。

 十勝クリーン大豆は、化学肥料の窒素成分や農薬の使用回数などを通常の半分以下に抑えて栽培。町内10戸が約40ヘクタールで生産する。納豆は登喜和食品(東京)の製造で、全国納豆鑑評会で農林水産省大臣官房長賞を受賞した「十勝の息吹」などを販売している。

 輸出は、同JAが昨年1月に同国ジャカルタで開いた北海道十勝清水町フェアで、スシロー現地法人の関係者が興味を持ったことがきっかけ。同社はインドネシアで日本食の魅力を広める取り組みを進めていて、十勝産大豆を使用した高品質な納豆に注目した。

 販売に向けては、同JAと登喜和食品が協力。輸出に必要な医薬品食品監督庁への登録など高いハードルを越えて、1月にひきわり納豆(冷凍)約4000パックを出荷した。現地ではシャリの上に納豆を載せた形で提供され、価格は日本円で約150円。今後も継続的に出荷するという。

 同JAは今後、あんことあずき茶の輸出も計画している。今野組合長は「十勝清水産の農産物を生かした商品が評価され、生産者の意欲向上にもつながる。今回の輸出を機に、海外での販路拡大に力を入れていく」と話していた。

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