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新城市若者議会 今期委員が最後の活動

 新城市若者議会第10期委員の活動報告会が24日夜、市議会議場であった。市に提案した若者関連の新年度事業を下江洋行市長らに説明した。

 10期委員は255万3000円の予算案を提案し、21日の市議会3月定例会で承認された。若者政策10周年記念事業▽若者総合政策の刷新▽世代間交流▽レンタサイクルの推進―の四つだ。

 10周年記念事業はこれまでの活動を振り返り、次世代に伝えるグッズの作成とイベントを開催する。総合政策刷新は10年後に向けて若者がまちづくりに関わることの大切さを訴える内容。世代間交流は若者と園児の合同イベント、中学生以上のボランティア人材バンクをつくる。レンタサイクルは各地域を巡って知識を深めてもらう。

 下江市長は「提案された事業を進めていきたい」と述べた。

 10期委員はこの日が最後の活動となった。議長で高校2年の梅田禅之助さんは「これからも若者として何を求め、何を必要とするのかを考えていきたい」と述べた。

 市は2015年4月1日に「新城市若者条例・同市若者議会条例」を施行。15~29歳の委員を委嘱し、政策を考え、市長に答申している。任期は1年。

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