高校合格に満開の笑顔 受験生、友人らと番号確認

合格受験番号を指さして喜ぶ受験生ら=18日午前、八重山商工高校電気科ピロティー
沖縄県立高校の2025年度一般選抜・特色選抜の合格発表が18日午前、県内各校で一斉に行われ、八重山3高校と八重山特別支援学校では合わせて440人が合格した。合格者番号が学校の掲示板に張り出されると、受験生らは「受かった!」「やったー」と歓声を上げて満開の笑顔を咲かせた。
このうち、八重山商工高校(仲山久美子校長)では、午前9時に電気科ピロティーで番号を掲示。合格者たちは、友人や家族と抱き合って涙を流したり、スマートフォンで写真を撮ったりしながら喜びを分かち合った。
石垣第二中卒の豊川颯太さんは受験番号を確認して「ほっとした」と安堵。機械電気科の機械コースで「車の整備を勉強したい」と話した。将来は車の整備士を目指している。
大浜中学校の友人たちと喜びに沸いたのは池間柚月さん、尾上真弥さん。特色選抜で合格した。きつかった受験勉強を振り返りながら、池間さんは「観光コースで検定や語学を習得して将来はグランドスタッフになりたい」と希望を抱いた。情報ビジネスコースに進む尾上さんは「プログラムの勉強などが楽しみ。将来は美容関係の仕事に就きたい」と胸を躍らせた。
4校の合格者内訳は、八重山高校で定員240人に対して合格188人(一般152、特色36)、八重山商工高校全日制は定員160人に対して146人(一般123、特色23)、同定時制は定員40人に対して15人(一般14、特色1)、八重山農林高校は定員160人に対して85人(一般79、特色6)、八重山特別支援学校は定員11人に対して6人。定員に満たなかった学科のある学校では、19日、21日に第2次募集が行われる。
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